プリキュア

 最近MXでハートキャッチプリキュアをやっていることに気が付いてみているのだけれど、スイートプリキュアとの差異というか、俺はハートキャッチ以前を知らないからよくわからないのだけれど、ハートキャッチは良くできていたのだなぁと感じた。
 スイートの人物を区別するとすると、こんな感じになると思う。響:スポーツが得意、カップケーキが好き、勉強は苦手(? 奏:にくきゅうがすき、料理が得意、スポーツは苦手(? エレン:なんだっけなーお化けが怖いんだっけ?あとやどかりとか、で、まあそんな感じなんだわ。んでスイートを総括してもいいんだけれど、まあハートキャッチいくと。
 つぼみ:内向的、語尾がですで常に敬語。 えりか:社交的だが、姉に嫉妬 いつき:優等生 ゆり:お姉さん。
 とまあ、キャラクタの作り方が違う。ハートキャッチはキャラクタそもそもをずらしているのに対して、スイートは根本は大体おんなじ(おこりっぽいだとか、いざというときに頼りになるとか、そこが友達らしさなのかな)で、趣味が違うという程度、好き嫌いの対象が違う程度で、キャラクタの根本はあまり変わりが無い。とまで言うといいすぎるけれど、響と奏ってそんなにキャラクタに差異が無いんだよね、つぼみとエリカの差が無い。エレンも一緒でちょっと照れ屋であるけれど、人としての本質は同じなんだよね、コンプレックスが無いともいうのかもしれないけれど、キャラクタがひとつしか感じられない。ずらし方があまり上手く無い感じがする。
 
 でまあ、キャラクタについてはそんな感じで、書き分けがうまくいってなくね?って思う程度で、それはスイートのほうがあれかなあってそうなんだけれど、ハートキャッチみていて、これは上手いなあと思うのが、心の花が萎れないとデザトリアンにはならないんだよね。ということは必然的に、ある人物の心の花が萎れるというイベントが発生しなければならなくて、それは心の花が萎れる=悲しいネガティブなことが発生するであり、ネガティブが発生するためには希望または喜びの維持、憶測などがあって、必然的に物語に起承転結が含まれてくる。誰かがおり、誰かは何かを欲しているのだけれど、何がしかの理由によって、その希望に障害があり、デザトリアンとなる。プリキュアがデザトリアンを倒すときに、障害を克服するためのヒントのようなことを言う。そして回復ないし帰還、帰宅となるわけで、ストーリーとしてよくならざるを得ない状況に持っていっているんだなあ最初の設定でと思った。
 一方スイートはというと、これはもう音符があればどこでもいいわけで、脚本としては楽なんだろうけれど、やはり浅くなってしまうんではないかと思うわけで、だから何がいいたいかというと、でも奏ちゃんのが可愛いかな