組織

ロミオの青い空 DVDメモリアルボックス

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 思い出補正って奴は結構凄くて凄いんだけれども、見ていて手段ってのは、本来的にこういうものじゃねーかと思ったのと、俺の嫌いな会社というかそこら。
 ロミオとかは組織を作る。辛い境遇にあるからお互いに助けあうと、楽しいことは分かち合い、辛いことはわけあうと。これ集団における基本なんじゃねーかと子育てをしているときによく思っていて、うちの娘は生まれてから半年くらいまで、夜とかもよく泣いて、嫁さんが抱いていないと寝なかった。蒲団においたらすぐ泣いちゃって、俺も次の日仕事だったし、寝ないといけなくて、でも嫁さんも日中からずっと娘と一緒にいて泣かれたりしていて、外にも中々でれなくて、それでもちろん娘も居心地のよいお腹の中から出てきて、手足もろくに動かせないわ、しゃべれない伝えられないわで、結局、みんな苦労していた。で、別にイクメンだのなんだのいうわけじゃないけれども、ようは単純な引き算足し算で、俺が一番楽なんだよね、多分。という計算を家族という集団になったときに初めてできるようになった。嫁だけが苦労していても、娘だけが泣いていてもそれは集団としては駄目で、娘が10辛かったら俺と嫁で3.3づつ別けあって、ちょっと眠気も残るけれども、そうして集団の中のストレスを分散することが集団のメリットなんだと、おーいいこと言ってんな俺はと。な?
 家族はリーダーってあんまいらない、少数だからそんなにいらない感じなんだけれども、ロミオとかは10人くらいいるから、リーダーがやはり必要になってくる。それはなぜかというと、それは知らないけれども、そうだろ解れよ直感で解れ。そんでリーダーはアルフレドがいいってみんな言って、そいつがリーダーになる。リーダーってこうやって決まるんじゃねえのって思うわけですよ。下から推薦されてリーダーになるわけ、学級委員も推薦されてなるの、なんだよ立候補ってよーお前目立ちたいだけやんけと、和田さん腕毛濃いかったしなんかそれ言ってたら、和田さんちに謝りにいかされて、そんでんかでかい紙にみんなでもう和田さんの腕毛が濃いことを馬鹿にしないみたいな誓いをマジックで書いたんだけれど、あれ親からみると微妙だろうな。
 だから、立候補するやつってのは腕毛が濃いんじゃねーかな、ホルモンとかそういう関係で目立ちたい!ってのと雄として!雌として!確固たる地位を築きたい!みたいなあるんじゃない。だいたい政治家ってのも立候補ってどうなのよって、全員推薦性にしればいいのになあって腕毛。腕毛の話はもういいか。
 で、リーダーつうのは下からみとめられてなんぼなわけ、猿のリーダーもゴリラのリーダーも腕力がつえーとか、そーいうので認められてリーダーになるわけ。でも会社だとリーダー有りきで、経営者っつうのがそれなんだけれど、別にお前なんぞ糞ほどもみとめていないんだけれども、って思っていたんだけれど、最近になって思うのは社長が偉いと思っているのって社長だけなんじゃねーかなとふと思うことがあって、まあこの話はこれでおしまいで特に逸話とか無い。
 結局さー金で結びついた集団ってのは、不自然じゃねえ。会社って別にぶっつぶれても、誰が苦労しようが、集団の総和で計算する場所じゃないじゃない。会社って別に集団になりたくて集団になったわけでもないし、そこには尊敬も敬愛も無くて単なる金、生活を成り立たせる手段のための集団なわけで、肝は自分に金が入り生活をなりたたせることが第一義に募った集団だから、集団の総和からの足し算引き算ってのを行う必要が無い集団というのは、かなりギミックな集団で心情的に結びついていない集団というものがなんちゃらかんちゃと思っていて、批判とか書こうと思ったんだけど、代案とか考えるの面倒くさいさいしもういいや。明日考えるよ。絶対さ。約束だ!僕が約束やぶったことがあるかい?